歯周病治療
- Q急に歯周病の症状が現れることはありますか?
- A病はSilent disease(サイレント ディジーズ)と呼ばれ、痛みもなく静かに進行していくことが多いため、気付いたときにはかなり症状が重くなっているケースも少なくありません。
- Q歯周病の見分け方はなんですか?
- A歯周病予防の第一歩は、的確なセルフチェックからはじまります。
継続的にセルフチェックを行い、ひとつでも当てはまるものがある場合は、できるだけ早い時期の検診をおすすめしています。 - Q歯茎の腫れや出血がありました。歯周病でしょうか?
- A歯茎の腫れや出血は、歯に原因があるケースもあり断定はできませんが、歯周病の初期段階によく見られる症状です。
歯周病は、腫れや出血などの自覚症状が出る活動期と自覚症状が治る静止期があります。
一般的に体の抵抗力の強いときに静止期になり、抵抗力が弱った頃に活動を再開し、症状が現れてきます。
この活動期と静止期が繰り返されることで、口腔ケアや検診の機会を逸してしまいがちですが、症状は着実に進行してしまいます。
腫れの症状が小さいからといって決して油断はせずに定期検診をしましょう。
また、出血してる部分は特に歯ブラシでブラッシングしてください!血がでるのであまり磨かないほうがいいと思うかもしれませんが逆に積極的に磨いてください!

成人の90%以上が歯周病にかかっていると言われています。
歯周病は歯茎だけの病気と思われがちですが、実は歯を支える骨(歯槽骨)を溶かす病気なのです。
初期の段階ではほとんど自覚症状がなく、何かしらの症状が出たときには既に歯周病がかなり進行していることが多いのです。
症状が進行すれば、最悪、抜歯しなければならないこともあります。
日本人の抜歯の原因はほとんどが歯周病によるもので、むし歯が原因で抜歯を行うことはあまりありません。
歯周病は完治が難しく定期的なクリーニングで進行を抑制することや検診での早期発見がとても大切なのです。
また、歯周病の影響で早産・低体重児出産のリスクの可能性があります。
血液中の歯周病菌は子宮の筋肉に影響を与えてしまうことがあり、早産や低体重児出産を誘発することがあると言われています。
当院では、マタニティー歯科もありますのでお気軽にご来院ください。妊婦時のクリーニングがとても重要になります。
歯周病の進行症状と治療について
健康な歯周組織歯

薄いピンク色の歯肉
歯と歯の間に歯肉が入り込んで弾力がある
歯肉が引き締まっている
ブラッシングでは出血しない
歯周炎(軽度)

歯茎に炎症が起き、歯との間「歯周ポケット」が深くなります。
痛みはまだありませんが、ブラッシング時に出血することがあります。
赤色の歯肉
歯と歯の間の歯肉が丸みを帯び膨らんでいる
腫れた歯と歯肉との間に歯垢が溜まり悪化する
歯周炎(中等度)

炎症が深まり、歯周病菌が顎の骨にまで達しています。
歯周ポケットが深くなり、歯はグラグラしはじめます。
赤色の歯肉
歯肉が全体的に腫れている
歯周炎(重度)

顎の骨が半分以上溶けています。
歯周ポケットがかなり深くなり、歯は更にグラグラの状態になります。
ここまでくると、最終的に歯は抜け落ちてしまいます。
赤紫色歯肉
歯と接している歯肉が更に腫れる
ブラッシングで出血や膿がでる
歯と歯の間が広がり、食べ物もよく詰まる
歯肉が退縮して歯が長く見える
歯周ポケットが深くなり骨(歯槽骨)が溶ける
歯周病で行う治療
基本検査

レントゲン検査で骨の厚みを測り、そして歯周ポケット(歯と歯ぐきの間の溝の深さ)を測ります。
3mm程度までが健康な歯肉と診断されます。検査結果をもとにして歯垢(プラーク)、歯石の除去を行います。(スケーリング&ルートプレーニング)
歯や根面の歯垢や歯石が除去されたことで、歯茎の状態が改善され歯周ポケットの深さが3mm程度まで維持されればメインテンスに移行します。
外科処置

基本治療の後も、歯と歯肉の間のポケットの深さが改善されず、ポケット内に細菌が生息し、歯磨きで除去できない場合は、外科的に歯周ポケットの深さを減少させる手術があります。
そしてポケットが改善されればメインテナンスに移行します。
マウスピースによる治療

歯周病は歯ぎしりやくいしばりが歯に負担をかけてしまい、歯のぐらつきを増大させてしまう場合があります。
そのためにマウスピースを作成し、歯への負担を減らしてあげる必要が出てくることもあります。
メインテナンス

歯周病の再発防止と、健康状態の維持のためには、定期的に検査と予防処置を行うことでプラークコントロールをしていくことが重要となります。
患者様とわれわれの役割分担を行います。
歯周病よくある質問