マタニティ歯科
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- step 1問診票の記入
- 初めての方は、問診票の記入とカルテの作成を行います。
来院されましたら、保険証や母子手帳を受付へお渡しください。
患者様の症状を明確に知りたいのでできるだけ詳しく問診票へご記入お願いします。
(妊娠期間、出産日、つわりなどの有無、腰痛の有無、妊娠性疾患の有無など細かいところまで教えてくださると助かります)
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- step 2問診
- 問診票を基にお話を聞かせていただきます。
症状、歯以外の身体の既往歴など少しでも気になることがございましたら、お気軽にお話しください。
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- step 3口腔内検査
- 診療台に座っていただき口の中の検査・検診を行い、気になるところやむし歯・歯周病のチェックをします。
倒す角度や希望は遠慮なくお申し付けください。
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- step 4必要に応じてレントゲン撮影
- 目では見えない歯や骨の中の状態を確認するため、レントゲン撮影をさせていただきます。
従来のレントゲン撮影と比較して、当院のデジタルレントゲン撮影では、撮影による被曝線量を約 1/10 に低減できます。
患者様とお話をして了承を得てから撮影しますので、どうしてもという方はお声掛けください。
また、レントゲンなしで判断できる場合も出来るだけ撮らないのでご安心ください!
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- step 5カウンセリング
- 検査・検診・レントゲン写真を基にいくつかの治療計画を提案させていただきますので、患者様のご希望に沿った治療法を選択してください!
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- step 5治療開始
- 患者様に治療についてご納得していただけましたら治療が始まります。
妊娠中期以外では、応急処置にとどまることが多いですが、基本的に衛生士による、クリーニングは妊娠全期ですることができます!
クリーニングだけでも効果が高いので是非、受診しましょう!
- Q妊娠中に歯科治療は受けられますか?
- A妊娠中であっても、安定期であれば歯科治療は受けられます。
しかし、どうしても制限が出るため、可能なかぎり妊娠前に治療をすませておくことがベストですが、妊娠した後は治療計画も含めて対応させていただきます! - Q妊娠中にレントゲン写真を撮っても大丈夫でしょうか?
- A当院では基本的にはレントゲン撮影は控えております。ただどうしても必要な場合は、レントゲン撮影を行います。
撮影時には、防護エプロンという放射線を防御するものを身につけていただくことと、撮影するのはお腹から遠いお口ですので、特に心配はいりません。 - Q妊娠中に麻酔注射をしても大丈夫ですか?
- A歯科治療で行う麻酔は局所麻酔ですので、特に心配はいりません!必要な時は妊娠中期の場合、麻酔を行います。できるだけ麻酔を必要とする症状にならないよう予防を心がけましょう。
- Q歯科医院で処方された薬は、飲んでも大丈夫ですか?/dt>
- A当院では、妊婦さんに対して、できるかぎりお薬を処方しないよう努めています。
しかしやむを得ず必要な場合には、安全なものだけをお出ししますのでご安心ください。

マタニティ歯科は、妊婦さんのお口の健康に配慮した歯科治療です。
妊娠中は免疫力が下がるため、以下のように普段より口腔内のトラブルが起きやすくなります。
また、生まれてくる赤ちゃんにも関係してくるので大切な我が子のためにも歯科を受診しましょう!
妊娠中の口腔内トラブル

唾液がねばねばして、食べかすが残りやすくなる
つわりで吐きやすい・食生活が不規則になりやすい
すっぱいものを好んで食べることも多くなる
歯ブラシを口に入れるだけで気持ちが悪くなり、歯磨きを遠ざけたくなる
マタニティ歯科では、お腹の赤ちゃんの安全を第一に考えた治療を行うのはもちろん、10ヶ月という長い妊娠期間を安心して過ごしていただけるよう、妊娠期特有の口腔ケアやアドバイスを行っていきます。
また、出産後には、妊娠中にできなかった歯科治療や、赤ちゃん向けの口腔ケア・アドバイスも併せてさせていただきます。
マタニティ歯科の重要性(出産前に治療を行うメリット)

妊娠中からお口の中をきれいにすることは、母親だけでなく、お腹の赤ちゃんにとても重要です。
歯周病のひどいお母さんの場合、健康なお母さんと比べて早産や低体重児出産のリスクが高くなるといわれています。
また、生まれたての赤ちゃんのお口にむし歯菌は存在していませんが、お母さんやご家族のむし歯菌が、食べ物の口うつしやスプーンなどの併用、キスなど、唾液を介して赤ちゃんに感染します。それらを回避したとしても多少なり菌が赤ちゃんに移ってしまいます!
つまり、赤ちゃんの周囲にいる大人がむし歯菌をたくさん持っていれば、それだけ赤ちゃんに感染する可能性が高くなるのです。
逆に、周囲にいる大人のむし歯菌を減らすことが、赤ちゃんへの感染リスクを減らすことになるのです。
当院では、できる限りお母さんのプレッシャーにならないような、お母さん一人ひとりに合ったお話をしていきたいと考えております。
ただでさえ妊娠中に口腔ケアまで考えれないと思うお母さんは多いです!なので、できる範囲からご提供させていただきます!
赤ちゃんと過ごす時間が多い母親が歯の治療やクリーニングにしっかり取り組むことで、赤ちゃんのむし歯予防にもつながります。赤ちゃんや自分自身のお口の健康のためにも、赤ちゃんが産まれる前(マイナス1歳)から、歯科治療に取り組んでいきましょう!
妊娠中にかかりやすい病気
むし歯

妊娠によって、生理的変化・生活習慣の変化に伴い、口腔内環境が悪化し、むし歯の発症と進行を促進してしまいます。
妊娠中は以下のような理由で、むし歯が発生しやすくなります。
内分泌機能の低下 → 唾液がねばねばしたり、口腔内が酸性に偏る
ビタミンの新陳代謝障害 → むし歯防止作用の低下
食事や間食の回数増加、つわりによる歯みがきの回数低下 → プラーク(歯垢)停滞、細菌増殖
生まれてくる赤ちゃんの為にも、出産前にむし歯の治療を終えておくことをお勧めします。
歯周病(歯肉炎・歯周炎)

妊娠により女性ホルモン分泌量が増加し、女性ホルモンを歯周病菌の一部が栄養源にしていることから、菌が増殖して口の中で活発に活動します。
そのため、妊婦さんは「歯肉炎」になりやすいと言われています。
歯肉炎とは「歯肉(歯茎)が炎症を起こしている状態」です。
下記は主な症状です。一つでも当てはまる場合は、歯肉炎になっている可能性が高いです。
歯肉炎の主な症状
色が赤くなっている
ぶよぶよと腫れている
歯と歯の間にある歯茎が膨らんでいる
歯を磨くと出血しやすい
さらに歯肉炎が悪化すると、歯周炎という病気に進行します。
歯周炎になると、歯茎の炎症がどんどん進んで、歯と歯茎の間の溝(歯周ポケット)が深くなり、歯を支えているあごの骨(歯そう骨)も溶けて減ってしまいます。
歯を支えているあごの骨が溶けてしまうので、最終的には歯がグラグラして抜けてしまうこともあります。
こういった歯周病は、正しいブラッシングをすることにより症状は軽減されます。
当院では、ブラッシング指導とプラーク(歯垢)や歯石などの汚れを取るクリーニングを行っております。
セルフケアとクリニックでのケアを平行して行っていくことが大切です。
口臭

つわりによる口腔清掃不良、歯周炎増悪に伴っての細菌由来の口臭が発生しやすくなります。
また、つわりで嘔吐することが多くなるため、胃酸逆流による口臭の発生も考えられます。
まずは、口腔内を清潔に保つのが大切です。
歯磨きをするのが難しいなら、うがいだけでもやっておくことをおすすめします。
口内炎

口内炎が発生しやすくなる原因は不明なものが多いのですが、自己免疫、ウイルス感染、ビタミン不足、ストレスなどが原因として挙げられます。
また口腔清掃不良、内分泌機能の変化、栄養バランスのくずれから口内炎は生じやすく、治りにくくなります。
口腔内を清潔に保つこと・バランスの良い食事をとることが重要です。
妊娠中の治療に最適な時期(妊娠初期・中期・後期)

妊娠中はお口の中のお悩みや違和感があっても、レントゲンや麻酔などでお腹の赤ちゃんに影響があるのではないかと、不安を感じて受診をためらってしまう方も多いのではないでしょうか。
しかし、受診する時期や体位、麻酔などの薬をきちんと配慮すれば、妊娠中の治療も問題ありません。
当院では妊婦さんの不安な気持ちに寄り添って、一緒にお悩みを解決していきますので、お気軽にご相談ください。
★妊娠初期:妊娠1〜4ヶ月(15週)まで
妊娠初期は、つわりがひどかったり、切迫流産などの危険性があります。
妊娠4〜8週は、特に慎重な診療が必要です。12週までは診査や治療計画、歯磨き指導にとどめておきます。
妊婦さんの症状によっては応急処置をしますが、完全な治療は安定期に入ってから行うようにします。
★妊娠中期:妊娠4〜7ヶ月(16〜27週)
妊娠中期は、胎児が胎盤により安定してきて、妊婦さんの体調も安定してきます。
通常の歯科治療やレントゲン、投薬もこの期間は可能になります。妊娠初期で見つかった症状も、比較的安定しているこの時期に治療していきます。
ただ安全な中期だからといって全部をここで治療することもナンセンスなので必要な治療だけ優先して対応させていただきます!
★妊娠後期:妊娠8ヶ月(28週)以降
妊娠後期になると、早産などのリスクを避けるため、応急処置でとどめるようにしておきます。
この時期になると妊婦さんのお腹も大きいので、仰向けでの治療が困難な場合もありますので、治療が必要な場合は出産後に改めて治療を再開するようになります。
受診について
問診票記入の注意点について
現在、妊娠何ヶ月(何週目)か、産婦人科の先生は誰か(どこの産婦人科に通院しているか)、歯科治療に関するご希望、現在のお口の状態など、なるべく詳しく問診票に記入してください。
妊娠が分からない場合(妊活中など)「可能性があります」と記入してください。後日判明した場合、すぐに申し出てください。
母子手帳をご提示ください
産婦人科の担当の先生から、妊娠について受けている注意点や持病などがあれば、必ず当院での治療の前にお伝えください。
また、診察はなるべく楽な体勢で受けられるよう配慮致しますので、ご体調が悪く気分が優れない場合は、すぐにスタッフへお申し出ください。
レントゲンの撮影について

歯科の場合、直接お腹にX線を当てるということはありませんが、防護エプロンをつけ、いくつかの注意点を守れば、お腹の赤ちゃんへの影響はありません。
防護エプロンを準備しておりますので、着用し、腹部を遮蔽してから、レントゲン撮影を行います。
小さいフィルムのデンタル写真が基本ですが、必要に応じて、全体の映るパノラマ写真を撮影する場合もありますが心配いりません。
また、当院はデジタルレントゲンを使用しておりますので、通常のものより約十分の一程度の線量で撮影が可能です。
不安な方は遠慮なく撮影を断っていただいてもかまいません。ただし、妊娠中期(5〜7ヶ月)の期間に限ります。
治療時の体勢について

お腹の張り具合、個人差にもよりますが、診療台をあまり倒しすぎないで楽な体勢を取ってもらえるよう配慮しております。
もし体勢が苦しいなどありましたら、遠慮なくお申し出ください。
また妊娠中は急な体勢の変換によって、立ちくらみがしたり、トイレが近くなったり、つわりで嘔吐反射が強くなったりします。
その際は、我慢しないで治療中でもお申し出ください。
麻酔について

歯科治療で使用する麻酔は、帝王切開でも使用する麻酔ですので、ほぼ問題なく使用することが出来ます。
むしろ、痛みによるストレスの方が母体への負担となりますので、産婦人科の先生に相談し使用の許可を得られれば適量の麻酔薬を使用します。
痛みを緩和することでスムーズに治療を進めることができ、母体への負担や胎児への影響を軽減できます。
投薬について

基本的には妊娠中の患者様には投薬はしません。
ただし、痛みがひどく、我慢することが逆にお腹の赤ちゃんに悪い影響を与えることがある等の場合は、投薬することもあります。また、授乳中のお母さんへの投薬も出来るだけ行いません。
しかし、どうしても必要な場合は、出来るだけ大切なお子さんへの影響の少ないものを選択します。
安全のため母乳を止めていただく場合もあります。ご心配の場合は、お断りいただいてもかまいませんが、薬もかなり安全なものを処方しますのであまり気にする必要は御座いません。
治療の流れ
マタニティ歯科よくある質問